SM1350 ブレイクアウト基板

NPC 社の SM1350 という IC があるのですが、パッケージが若干特殊なので
テスト用にブレイクアウト基板を作りました。

回路図 (PDF)

レイアウト(裏面) (表面)

生基板

実装例 (A級アンプモード)

実装例 (BTLモード; 下半分の C は実装不要)

BTL 出力と A級出力の 2 モードに対応しています。
(BTL/A級出力は IC のマスクオプションで決まっています。)
基板にプルアップ抵抗のパターンがないので、
マスクによっては抵抗の配線が必要になるかもしれません。

余りがあるため、ほしい方があれば部品頒布のページを確認のうえご連絡ください。
基板のみ¥100、IC 付き¥800 で頒布します。(送¥84)

追記

A級出力マスクの場合は、スピーカを駆動するために外部アンプが必要です。
LM358 のようなアンプと接続するか、下記のような簡単なアンプを使用して
スピーカに接続してください。

SM1350 ブレイクアウト基板」への7件のフィードバック

  1. yuhki

    お世話になります。
    こちらの基盤はいわゆるSM1350シリーズの石を鳴らすことが出来る基盤…という事でしょうか。

    是非、購入希望です。
    よろしくお願いします。

    返信
    1. Eleken 投稿作成者

      ご連絡いただきありがとうございます。
      SM1350シリーズのICを鳴らすための基板です。(A級出力の場合はライン出力)
      この IC に丁度合うピッチ変換基板が存在しないため、作成した次第です。
      一部チップ部品 (1608) が必要な箇所がありますので、ご留意ください。
      回路図、説明をご覧のうえで、ご不明な点がありましたらご質問いただければと思います。

      部品頒布のページを作りました。
      http://eleken.y-lab.org/common/parts.shtml
      内容ご確認いただき、ご了解いただけるようでしたら
      個数など必要事項記入のうえメールいただければ幸いです。
      よろしくお願いします。

      返信
      1. yuhki

        お世話になります。
        トラブルシューティングご協力いただきたく存じます。

        頂いた基板と、こちらの図面を元に見よう見まねで組み立てを行いましたが、
        残念ながら当方の力では鳴らすことが出来ませんでした。

        使用した石はNPC3910 SM1350AAQというICで、
        村田製作所の4Mのセラロックと、C1815*2、A1015*2
        200kΩのカーボン抵抗、100uF,10uF*2,0.47uFの電解コンデンサ、0.047uFのコンデンサ
        4連ディップスイッチ、タクトスイッチ、500Ωの半固定抵抗と、1608サイズの1uF,10kΩ,5.1kΩ(4.7kΩの代用),560Ω(470Ωの代用)の、全てを基盤に実装致しました。
        電源には、充電電池1.2*3=3.6vを使っております。
        この状態で、CN2やCN3に8Ωのスピーカを繋いでみたのですが、残念ながら音は出ず。
        トラブルシューティングを手伝っていただければ幸いです。
        よろしくお願いいたします。

        返信
        1. Eleken 投稿作成者

          説明がわかりづらくすみません。
          データシートに書いてあるのですが、SM1350 は BTL 仕様、A級アンプ仕様の2種類が存在し、それぞれで実装する部品が異なります。
          SM1350AAQ は A級アンプ仕様なので、回路図中「Speaker Driver」の方は使用せず
          「Output Filter」の方のみ使用します。
          したがって、部品の付け替えをする必要があります。
          Q2-Q4: 取り外し(Q1 は付いていても問題ありません)
          R3: 短絡してください。
          R4: 短絡するとワンショット演奏となります。
          これで、CN3 の出力を外部アンプに入れると音が鳴ります。

          簡単なスピーカアンプの回路例を本文中に追記しました。
          こちらでは、SM1350AAQ と組み合わせてスピーカが鳴らせることは確認できました。
          まだ音が小さいときは、R9を 10kオームくらいまで小さくしてみてください。

          返信
          1. Yuhki

            お世話になります。
            早々にご連絡誠にありがとうございます。

            ご教授頂いた通り、回路の修正を行い、
            CN3に一旦、アンプ内蔵のスピーカを接続した所、
            無事にメロディを再生することが出来ました。
            あとは、アンプ回路を追加して、音を安定させたいと思います。

            鳴った時は本当に嬉しくてずっと聴いていました(笑)

          2. Eleken 投稿作成者

            ご連絡ありがとうございます。
            無事動作して嬉しく思います。
            チップ部品ばかりなのにはんだ付けのミスなく動作しているので、
            はんだ付け技術はかなり上手いのではと推察いたしました。
            この IC は内蔵メロディの違いでたくさん種類があるので
            いろいろ集めてみてもおもしろいかもしれません。

          3. Yuhki

            お世話になります。
            部品箱を漁ってみたらC1815が3つ、5.6kΩ、1MΩ、1kΩ、10kΩがありましたので、
            早速アンプ回路を作ってみました。
            しかし残念ながら、音は出るも入力前と後で音量が全く変わらず…トホホ。
            電源の3Vを外すと音が止まるので回路自体は動いているような気はするのですが…。
            R9の200kΩを10kΩに張り替えて、
            ダイソーに売ってたアンプ内蔵300円のUSBスピーカに繋いだところ、音がかなり大きくなりました。

            半田付は部品2〜3個でLEDを光らせる低級なことを20年近く続けていたので、
            今回のようなコンデンサ、抵抗、ダイオード以外の部品を実装するのは初めてで、
            ワクワクドキドキしながら遊ばせていただきました。

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