共立電子で購入したよさげな見た目のリードリレー。
手元の資料を探したら簡単なデータはありました。
ATMEL の AVR の中でも、ATtiny2313A は頻繁に使う IC のひとつです。
ATtiny2313A は ATtiny2313 の改良版で、バイナリレベルで上位互換になっています。
使いやすい IC なので、レールで買ってしまいました。
秋葉原では手に入れづらい、1.27mm ピッチの SOP 品です。
値段は 1つ ¥100 強といったところ。
FLASH: 2kB (1kW)
SRAM: 128B
EEPROM: 128B
Vdd: 1.8 – 5.5V
fclk: 20MHz@5V, 10MHz@2.7V, 4MHz@1.8V
ペリフェラル機能に大きな変化はありませんが、細かい違いはあります。
相違点の詳細は AVR533 にもありますが、
個人的に気になったところを以下に記述します。
そこそこ古い三洋の緑色 2桁7セグ LED です。
この時代の LED は東芝製の方が良く目にしますが、三洋製もまた独特の味がありますね。
フィルタを兼ねた着色プラスチックの外装が綺麗です。
一般的な 2桁7セグ LED とはピンアサインが異なります。
上図は C-552SR のピンアサインですが、左右のデジットで同等の配置になっています。
このため片面基板でのスマートな配線は難しい問題があります。
ユニバーサル基板上でダイナミックドライブ用に配線しようとしたとき、非常に面倒がかかるわけです。
#安価なブレークアウト・ボードがあればといつも思うのですが・・・
上図は SL-2221 のピンアサインです。
中央線対称になっているため、ユニバーサル基板上に一筆書き配線が可能です。
多桁を並べての配線も楽にできるわけです。
東芝 TLG-320 なども同様のピンアサインになっていますが、現行の製品では少ないようです。
昔の電卓(おそらくSHARP ELSIMATE EL-204 / 1976年)に使われていたと思われる LED です。
下部の端子が 2.54 mm ピッチなので、非常に小型の 9桁 7セグLEDです。
未使用で現存するものは数が少ないのではないかと思います。
こういう「虎の子」LED は使うのに若干の勇気が必要です。
上面カバーはこのようなレンズ構造になっています。
ピン数からわかるように、ダイナミック駆動用に端子が出ています。
カソードコモン、偶数ピンが左から C, DP, A, E, D, G, B, F です。
扱いやすいのですが・・・2度と手に入るものではないので、なかなか使用できずにいます。
1月4日は初売りです。
さっそく秋葉原に行ったところ、秋月電子でジャンク袋が売られていました。
(自転車のチェーンが切れるトラブルもありましたが・・・)
東名電子から始まり、千石、マルツ、鈴商とジャンク袋は各店手に入れてきましたが
秋月ジャンク袋は今回でやっと手に入れることができました。
「お一人様いくつでも」とあるのですが、他の誰かが購入できなくなることを考えると
私には1つしか買えません。
5袋くらいから選べたので、経験則から内容量の体積の小さいものを選びました。
思惑通り IC が多く入っていたので、動作するかは二の次としても、
なかなか楽しめる内容です。
さしあたって、内容物をリスト化してみたので公開してみます。
以下の内容で¥1000 ですから、私としては大満足です。
(やっぱり大きい方にしとくべきだったかと、思わなくもありませんが・・・)
SRAM がいっぱいです。
ニュースによると、近いうちセンター試験がなくなってしまうかもしれないようです。
私がセンター試験を受験したときは、ちょうどリスニング試験の導入初年度でした。
今はわかりませんが、当時はリスニング装置の持ち帰りが自由であり、geek だった私は
当然分解目的で持ち帰ってきたわけです。
私が受験した大学はリスニングが必須ではなかったので、まさにこれは
分解目的の記念受験というわけです。
(点数は 38/50 点でした。)
ついでに友達からも 1 つもらい、2 つのリスニング装置基板が私の手元に残りました。
月日は流れ・・・最近その基板を発掘したので、ここに写真をアップロードしておきます。
写真のように、当然といえば当然ですが、ほとんど SMDです。
設計は確か SONY だったと思います。
メモリーカードは ROM のメモリースティックでした。したがって、画像のカードコネクタは
メモリースティック用でろくに使い道がありません。せめて SD なら・・・。
データは市販カードリーダで読み込めましたが、独自フォーマットで解析不能でした。
したがって、ミュージックプレーヤとしての再利用はあきらめざるを得ませんでした。
また、単三電池を 1 本使用しますので、DC-DC コンバータが付いていますが、
ワンチップではなく外部トランジスタ+ドライバ構成です。
結局、再利用しやすい部品はイヤホンコネクタと電池端子くらいで、がっかり基板というわけで、
こうして手付かずで残っているわけです。
ちなみに翌年以降の装置は持っていません。
やったぜ。
ネタがない週は部品箱の中のパーツを火入れします。
今回は、プラスチックモールド以前のものとおぼしき、CANタイプ(TO-18? TO-5?)の赤色LEDです。
残念ながら型番は不明です。
「最初のLED」として有名なのは Monsanto の MV-1 ですが、このLEDはその MV-1 とほぼ同型の形状です。
ただし、ダイの形状が異なること、LED の輝度から 1970 年代以降に製造されたものと推測されます。
CANタイプの赤外線LEDやフォトトランジスタは工業用に現在でも製造されていますが、
CANタイプ赤色LEDはほとんど見かけません。
写真のように、現在手に入る「低輝度LED」と遜色ない、初期のLEDとしては比較的明るい輝度を持ちます。
(最初期のLEDの輝度は ucd のオーダのようです。)
もちろん、現在の基準からすれば 20mA 流しても「ぜんぜん明るくない」です。
ネタがない週は、パーツ箱の中の電子部品を火入れしようと思います。
今日は hp 製の数字表示 LED 5082-7340 です。
写真のようにセラミック基板上にドットマトリクス LED と駆動 IC が実装されています。
ちゃんと売っているところを見たことがないですが、けっこう高そうな LED です。
+5V の単電源と 4 bit の入力から、0-9, A-F の16 進数を直接表示できます。
「4」のフォントがシブいですね。
7セグや16セグ LED で難しい大文字の「B」も、ドットマトリクスなので綺麗に表示できています。
・・・
さて、問題はデータシートのこの行です。
Icc(max)=170 mA @ Vcc=5.5V 数字1桁での値です。
消費電力がかなり大きいです。
実際のところ、電源装置の読みでも、
Icc=83 mA @ Vcc=5V という、表示器としてはかなり大きい消費電力です。