電気・電子」カテゴリーアーカイブ

昔のトラ技

トランジスタ技術誌は10年来にわたって毎月購読していたのですが、
最近になって買わなくなってしまいました。

雑誌のカラーが変わってしまったように感じます。

その変わりに、昔のトラ技を古本で入手して読んでいます。
温故知新というか、読み応えがあっておもしろく感じます。


改めて見ると昔のトラ技は分厚いです。
最近のトラ技が薄くなってしまったというべきかもしれません。
去年頃から本当に薄くなったものだと感じていたのですが、
比べてみると2倍以上異なりますね!

もっとも、厚い方のページ数の半分以上は広告なのですが・・・
これでは広告ページを減らす「トラ技ダイエット」を施す気にもなりません。

ラッピングツール

ラッピングツールを入手しました。
エブレンの WRAPPET HTシリーズとあります。


写真下がラッピングツール、上がアンラッピングツールです。


ラッピングワイヤは 10 年前に購入したものがありました。


配線にはちゃんとしたラッピングポストを使うべきなのですが、ふつうのピンヘッダでも
試作程度なら大丈夫でしょうか?


説明書が読みづらいのでスキャンしてしまいました。

今日の買い物@秋葉原 2014/06/10

・日米
2色角型LED x50 ¥216
OSコン 6.3V 470uF x5 ¥108
– この値段なら気軽に使用できますね。


チップトランジスタはあるのか聞いてみたら、在庫表を頂きました。

・aitendo(外税)
PLCC の変換基板を買いに行ったはずだったですが・・・
目的物は見あたらない上に、目的外のものを買いすぎてしまいました。
セール中より普段の方が安くないですか?
Raspberry Pi ケース x1 ¥500

 高耐熱テープ x3 ¥500

C100-MB x1 ¥1000
[STN-6204] の基板だけ x5 ¥50
– 水晶と 500 Ω 2連 VR が取れます。

 液晶モジュール 合計¥675

ピッチ変換基板 x2 ¥200
– 入力側デカップリングキャパシタのランドがあるので、SOT-23 な DC-DC の実装にとても役立ちます。

他 ¥30 商品多数

DTC143と2SC143

下の写真は、家電製品や電子パーツ屋でよく見かける SC-70 のトランジスタですね。
私の設計でもよく使用しています。

慣れていないと “C143” というマーキングから “2SC143” と誤認しがちですが、
これは ROHM の “DTC143” というデジタルトランジスタです。
(写真は DTC143TSA)

電子パーツ屋でもたまに混同して表示されているくらいありがちな間違いだと思います。

それでは 2SC143 は実在するのかということで、先日「本物」の “2SC143” を手に入れたので紹介します。

写真のように、TO-18 の CAN パッケージのトランジスタです。
#マーキングがないのでちょっと自信が持てませんが・・・


規格表によると、沖電気製、fT=450MHzで高周波増幅・スイッチング用途とのことです。
若い品番の割りになかなかの高性能です。
こっちの C143 はマニアックですね!

今日の買い物 2014/04/10

@秋葉原 税別価格
(電子部品)
・2SA854S x200 @¥2.5
SC-72 は実装しやすいので好きです
・TA7630P x2 @¥200
電子ボリュームIC
・フラットケーブル (50Px1, 40Px1) @¥50
・電解 16V10uF x10(日通工) @¥10
・チップ抵抗 15k 1608 x50 @¥1
・チップセラコン 10nF 50V 1608 x50 @¥2
・TC7W14F x13 @¥8
・TC7SZ08FU x26 @¥4
・TC7S32F x25 @¥4
・NJM12904V x13 @¥8
単電源 2回路 OPAMP
・3V 200mW Zener x25 @¥4
型番がカタログにない・・・

(そのほか)
・ステレオイヤホン x1 @¥100
・3D Web Camera DS-3DW300 BK x1 @¥300
昔書いたステレオグラフ-3D 変換プログラムを使って実験ができそう
自由雲台 x1 @¥500
こういう名前だったんですね

BASIC Stamp 1 は生きているか (2)

前回は 93LC56 が入手できず、BASIC プログラムを動作させることができませんでした。

そこで今回は、本末転倒な気もしますが、マイコンで EEPROM エミュレータを製作して BASIC Stamp を動かしてみよう思います。

93LC56 をエミュレートするマイコンとして 256 バイト以上の EEPROM を持つ品種を選択します。
今回は旧世代 AVR の AT90S4433 を使用しました。
このマイコンは外部発振器が必要な DIP 品で使い道に困っていたのでこの制作にうってつけです。

今回作った回路図を上図に示します。
PIC の発振回路には外部ロジックを動かすほどの力はないので、発振子は AVR 側で駆動します。
もうどちらが本体だかわかりません (笑)。
プログラム(バイナリ)もアップロードしておきます。ヒューズビットは BOD を有効にします。

AVR は PIC より4倍早いので、プログラムを工夫すればこの回路のように同一クロックで構成できます。
あまり融通の利かない SPI と外部割込みを使用するので、やや配線が多くなってしまいました。

動作確認として試しに BASIC Stamp Editor から TOGGLE.BS1 を実行してみます。

今度は EEPROM へのプログラムダウンロードが進みます!

 
デバッグターミナルにメッセージが表示され、LED が点滅しました。
(プログラムとしては RB0-RB4 に接続された LED をリングカウンタ的に点滅するというものです)
ひとまず表題の問い、インタプリタ IC は生きていたということで。


サンプルもいくつかあり、ヘルプも充実しているので、いくらか遊べそうな感じです。
10 年前に手にしていたらもっとおもしろかったかな。
エディタの作りは悪いです。
日本語環境で実行すると文字間隔がおかしくなり、文字の視認が難しいです。

そんな感じのBASIC Stampですが手元にあと6個あります。

使うあてはないので、もし欲しい方いればお譲りします。
詳しくは Web ページのほうの部品交換コーナーかメールにて。

BASIC Stamp 1 は生きているか (1)

BASIC Stamp は、教育用として開発された PIC 上で走る BASIC インタプリタです。
先日、BASIC Stamp 1 インタプリタ書き込み済み PIC (16C56) をいくつか手に入れました。

Parallax のページによると、どうもこの OEM 用チップのようです(1 つ $10!)。
しかしながらジャンクで手に入れたので、果たして IC が生きているか定かではありません。
せっかくなので、このページを使って動作確認を行いたいと思います。

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aitendo LM2596 DC-DCコンバータ(ミス品)の修正

先日、店頭限定で LM2596 使用のバック・コンバータ基板が販売されていました。
「配線ミスがあり修正が必要」とのことです。

というわけで、購入して回路図を起こしてみました。


上図が現物の回路図です。これではいけませんが、少しいじるだけで修正できそうです。


上図は修正後の回路図です。
抵抗1つと、位相補正用のキャパシタを1つ追加しました。
アプリケーションによっては、抵抗値を 1k 以上とするほうがいいかもしれません。

 
修理としては、1箇所のパターン・カットと CR の取り付けだけなので、非常に簡単です。
机の上にあった適当な部品を取り付けてみます。
とりあえず、1.5A 程度までのバック・コンバータとして実用になると思います。

ところで、基板上の多回転 VR ですが・・・
    
BARONS です。バロンス(笑) 
(参考:本物

他にも「BONENS」など、BOURNS のコピー品はたくさんあるようです。
もはや様式美ですが、いったい全部で何種類あるのでしょうか?