PIC の開発では MPLAB X IDE を使用していますが、MPLAB は起動するだけで大量のメモリを消費することが難点です。
たとえば私の環境では 32bit PC で起動時 430MB、スクリーンショットがありませんが 64bit PC で 800M-1GB、これでは他のソフトを立ち上げているとすぐにメモリ使用量がいっぱいになってしまいます。
これは起動時に JRE がヒープ領域を確保するためであり、MPLAB の読み込む設定ファイル mplab_ide.conf を書き換えるとヒープサイズを調整できます。
ファイルのコメントによると「-J-mx」以下でヒープサイズの上限を指定するようです。
デフォルト値はインストール時の環境に依存し、32bit OS だと 「-J-Xms256m -J-Xmx512m」
サイズを小さくしすぎると動作が極端に遅くなります。
PIC18F を使用するだけなら 「-J-Xms96m -J-Xmx128m」で十分動きます。
ファイル書き換え後再起動すると、起動時のメモリ使用量は 210MB と半分近くになりました。